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2007年 12月 15日

薪ストーブは面倒です(後編)。

薪ストーブ使いの道は、意外に細くて険しいです。

傍から見ると暖かい快適環境で、毎日、何も考えずに、のほほんと
暮らしている様に見えるかもしれませんが、決してそんなことはありません。

最高に快適ではあります。
ただ、快適にするためにいろいろ努力しているわけです。

そんなわけで、ボクの実体験に基づいた面倒な薪ストーブライフを
前回に引き続き書いてみます。

なお、ボクは薪ストーブ本体と設置工事以外、全くお金を掛けずに
薪ストーブを楽しむことをポリシーとしています。
かたや、贅沢にお金を掛けられる幸せな薪ストーブオーナーさんは
この限りではありませんので悪しからず・・・。
思う存分お金を使って、楽に快適環境を手に入れて下さい。

さて、まず部屋を暖めたいなと思ったら・・・
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▲薪の保管場所から細い枝や薪を持ってきて、こんな感じで仕込みます。
最初は燃えやすくするため、紙屑を入れたりもします。

次に着火ですが、バーナーを使ったり、着火剤を使って行います。
火のご機嫌をうかがいながら、空気量を調節し、巡航運転までしっかり見張り番です。

慣れないと簡単には火がつきません。
火がつけばとても暖かいですが、火がつかない時はただの冷たい鉄の箱です。

近代的な暖房器具のようにボタン一つで着火とか、
時間をセットしておけば、朝起きた時ヌクヌクなんてことはありません。

忙しい時、急いでいる時は特に大変なのです。
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▲薪をくべる際や薪補充時には必ずこんな感じで灰がこぼれ落ちます。
特に燃焼中の薪補充時には、火のついた薪が床に落っこちてくることもあり、
大変危険です。

これらを放っておきますと、部屋が汚れてしまいますし、見た目にも良くないですから、
我が家では薪投入の都度、薪ストーブ前の掃除は必須となっています。
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▲ちなみに我が家では、このようなハンディータイプのクリーナーを
薪ストーブのそばに置いて、これらの灰対策をしています。
このテのクリーナーは薪ストーブユーザーには隠れた必須アイテムであるとボクは思います。
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▲そして、薪ストーブといえば薪です。これが一番重要であり、
薪ストーブユーザーの間でも頭を悩ませている方も多いと聞きます。

薪の保管場所
我が家の場合、30センチの薪を長さ5m×高さ1.5mに積み上げて保管しています。
その一方で、我が家は今年初めて1シーズンを通じて使用しますので、
どの程度の薪が必要なのか良く分かっていません。
もしかしたら、シーズン終わり頃には無くなってしまっていることも考えられます。
また、薪は切って1年以上乾燥させてやらねば使えません。水分を含むからです。
ですから、1シーズンの使用量に加えて、来シーズンの必要量を保管する必要が
あります。相当なスペースが必要であることは容易に想像できます。
ですので、都会ではこれは困難だと思われます。

なお、このエリアは崩れると大変危険ですので、ボク以外立ち入り禁止としています。

薪の調達
最近、灯油価格が高騰していますが、普通に薪を購入するとなるとやはり割高です。
今はタダで薪を入手できるルートを確保できていますが、もしこのルートが失われて
しまうと、金銭的に苦境に立たされます。
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▲そうそう・・・言い忘れていましたが、薪の室内への運び入れには
ハウスメーカーにもらったエコバッグを提げて、寒〜い外の薪棚へ取りに行きます。
シーズン中にはこの薪棚詣が毎日数回程度しなければなりません。
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▲そして、貰ってきた薪は薪割りしなければなりません。
この薪割りというのは大変な重労働です。
今はまだ若いので何とでもなりますが、歳を取ったら大変でしょう。
将来に向けて今から体力づくりは最低限せねばならないと思います。

また、一般家庭ではまず必要のない斧やチェーンソーも揃えなければなりません。
(加工された薪を買う場合には必要ないですが)

さらに、薪割り作業ではチェーンソーはもちろん、斧での薪割りも騒音を伴います。
時には近所から苦情があがることも考えられます。
これについては、ボクは日頃からご近所と良好な関係を築くことで、大目に見てもらっています。
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▲薪を貰ってくるのはよいのですが、時にはこのように穴の開いたものがあります。

このようなものを割っていますと・・・
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▲こんなのが出てくることがあります。
チョイ悪どころではない、かなり悪そーな顔してます。
虫嫌いの人はきっと震え上がることでしょう。

他にもクモとかゴ○○リ、・・・とかも住んでいるのを時々見かけます。
ゴ・・・の方は害虫なので、その場ですぐにやっつけます。

また、我が家のような木造の家の場合、
このような虫の住処となっている薪を家の周囲に置くことで、
虫が家に入って食べてしまうのではないか?という意見もあります。

これについては、うず高く積み上げた薪という、他にいくらでも食べるものがある中、
わざわざ家の木を食いに来ることはないだろうと、ボクは考えていますが、
実際には良く分からず、将来の我が家で証明されることでしょう。  

なお、こちらのカミキリムシくんは我が家のペット3号として、
現在幸せに(?)暮らしています。
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▲最新の薪ストーブですので、灰の量は非常に少ないですが、
数日おきに必ず灰を回収・廃棄しなければなりません。
我が家の場合、家庭菜園があるのでここに撒いてます。
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▲さらに、最も大切なのが煙突のケアです。
最低1シーズンに1回は点検&煙突掃除をしなければなりません。
これをやらないと煙突が詰まってしまったり、最悪の場合、煙道火災となって、
火災につながる可能性があります。

現時点では特に規制はないものの、実際に火災が起こっている例もあります。

煙突掃除はなかなか大変な作業です。
時には屋根に登り、自分の身が危険にさらされます。
業者にお願いするという方法もありますが、数万円程度は必要であり高価です。
それでも、家族の命を守るため、近所にご迷惑をかけないため、怠慢は許されません。

いろいろ書きましたが、お手軽な暖房器具ではないことが分かるかと思います。
一過性のブームに流されず、ある程度の知識武装をして、本当に自分に合っているのか、
よく考えてから導入して欲しいと思う次第です。
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▲ですが・・・この暖かさ、そして炎の揺らめく様子を眺めてまったりと過ごすのは・・・
プライスレスなのですよね。至福の時間なのであります。
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by nemujiro | 2007-12-15 23:17 | 薪ストーブ | Comments(18)
2007年 12月 11日

薪ストーブは面倒です(前編)。

この冬は薪ストーブが大変なブームのようです。

専業主婦であるウチの奥様の情報によると、寒くなってからというもの、
テレビで頻繁に紹介されているとのこと。

この背景には、まず昨今の燃料費高騰が影響しているのは紛れもない事実でしょう。

そして、これはボクの推測ですが、電力会社の熱心な宣伝活動により
オール電化住宅が増え、その多数を占めると考えられるエアコン暖房が、
残念ながら真の快適さという観点では、万人を満足させるものではないこと、
また、電気のみである程度の室温を維持するには、それなりに電気代が
かかってしまうことに、人々が気付き始めているのではないかと考えています。

薪ストーブが極めて快適な暖房装置であることは言うまでもありません。
また、環境に優しい暖房器具であることは、疑う余地はありません。

ですから、広く普及することは、大変喜ばしいことだと思っています。

我が家に薪ストーブがやってきて、2回目の冬を迎えました。
実際に使ってみて、いろいろなことが分かってきました。

ボクの場合には薪ストーブが自分のやりたいことにちょうど合致しており、
大変満足していますので、このブログでも度々そのメリットを説いていますが、
その一方で、誰にでもお勧めできるものではないとは思っています。

よく言われている薪の調達はもちろん、その他、薪ストーブのデメリット面を
十分に検討する必要があると考えます。

次回の投稿では、このあたりをお話ししたいと思います。
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つづく
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by nemujiro | 2007-12-11 23:58 | 薪ストーブ | Comments(4)
2007年 12月 08日

2007年 大阪モーターショー

大阪モーターショーが終わってから既に一週間ほど経ってしまいましたが・・・ブログは自分にとっての記録も兼ねておりますので、アップしておきます。
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▲まずはフェラーリ。でも、何かモノ足りないなあと思ったらF430がないです。これは寂しいでしょう・・・。
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▲マセラティでは最新のグランスポルトもありました。
かなり格好イイです。
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▲GT-Rの周りは黒山の人だかりが出来ていて、なかなか近づけませんでした。それほど興味のあるクルマではありませんが、一応ということで・・・
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▲インプレッサSTI。自動車のデザインとして、このように前後のオーバーハングが極端に短いものがボクは結構好きです。
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▲同じくあまり興味ないけど、話題性があるということで・・・
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▲いつ見てもインパクトのある形をしているSLRロードスターは7000万円也。
やはりすごいなあ。
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▲SLRとは対極に位置すると考えられるマイバッハ。図体の大きさが尋常ではないです。
そして、室内もスゴイです。これ見るとレクサスのLSや、メルセデスのSでさえ貧弱にに見えてしまいます。もちろん値段も違いますが・・・ちょっと乗ってみたいかも。
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▲FIAT500。女性の見学者が多かったです。
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▲MITSUOKAのオロチ。ボクが思っている以上に人気があるようです。
とても多くのお客さんが集まっていました。
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▲ランボルギーニは3台。どれも本当にカッコイイ!
日の光で色褪せたポリバケツのような色をしたガヤルドスパイダーと・・・
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▲ガヤルドと・・・
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▲ムルシLP640。
戦闘機をイメージさせるようなソリッドグレイがとにかくクール!こんなので颯爽と街中を駆れば、さぞかしエキサイティングでしょうね。

イイもの見せて貰いました。
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by nemujiro | 2007-12-08 14:58 | 自動車 | Comments(5)
2007年 12月 03日

ロイヤルフォートスウェーデンのクリスマスセミナー

昨日の日曜日はちょっとした用事があり、我が家を建ててくれたハウスメーカー、
ロイヤルフォートスウェーデン(RFS)の千里大阪モデルハウスを訪問しました。
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▲大きなクリスマスツリー

こちらではクリスマスイベントが開催されていて、ちょうどこの日は北欧のクリスマスについてのセミナーがあるということで、参加させていただきました。

この日の先生は我が家を掲載していただいた雑誌「スカンジナビアンスタイル」の出版社の女性です。北欧で4年間生活していたとのことで、現地の生活そのものを肌で感じて来た方なので、期待に胸が膨らみます。

セミナーではまず北欧の国々の地理的なことから始まります。
その中の一節。スウェーデンの人口は約900万人であり、これは大阪の人口とほぼ同じです。これが日本の国土の倍の面積に散らばっているのですから、いかに人が少ないかということがお分かりいただけるでしょうと・・・。スウェーデンの家に住んでいるくせに、実はこの国のことを、ほとんど何も知らなかったのです。お恥ずかしい。

そして、お話は北欧の人々の暮らしから、本当の北欧のお家のインテリア、
そして、クリスマスのお話へと進みます。

北欧では、新しいものに混ざって、おばあさんの代から使っているような古い家具もそのまま使っています。モノをとても大切に使われるのですね。またこの古い家具がインテリアでアクセントになっていて、何とも言えない良い雰囲気になっていました。

驚いたのは、北欧のお家にはカーテンというものがないそうです。北欧の冬は寒くて長いので、出来るだけ部屋に光を取り入れるということなのでしょう。窓辺にはモノを飾ったり、キャンドルを灯したり、皆思い思いの飾り付けをするそうです。
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また、実際のお家の方ですが、築100年以上のお家も普通に使われています。特に冬場は何もやることがないので、お家のリフォームに励まれる方が多く、一様に皆さんお家を大切にするそうです。また、古い家ほど資産価値が高くなるそうで、これは日本では到底考えられないお話です。

本などで見聞きしていた部分もありましたが、実際に生活されていた方から直接お話を聞くと、よりお話がリアルに感じられ、ますます北欧に行ってみたい気持ちが強くなりましたね。今回は大変貴重なイベントに参加させていただき、RFSスタッフの皆さん、講師の先生にはとても感謝しております。ありがとうございました。
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最後に先生にボクが北欧の家に住み、山で木を切ってきて、薪ストーブを使って毎日暮らしている・・・と申し上げたところ、北欧の人のような生活をされてますね!と言われたところは、結構嬉しかったです。

(画像は全てRFS千里大阪モデルハウスにて)
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by nemujiro | 2007-12-03 23:49 | RFSニュース・イベント | Comments(13)