2004年 12月 07日

24時間換気システム(その3)

換気システムをそれぞれ比較して僕が選んだ理由を紹介したいと思います。

・フレクトエクソネット排気型(第3種換気システム ガデリウス)
スウェーデン製。僕がこの夏遊びにいったスウェーデンハウスのペンション、「トム・テルムさん」に付いていました。第3種換気システムは非常にシステムがシンプルで分かりやすいです。また、この装置は長年の歴史があり、実績は申し分ありません。
実際に運転しているのを見て、運転音も気にならないレベルでしたので、かなり気に入っていました。しかし、見積金額が50万円を超えており却下(標準の松下全熱交換タイプよりも約20万円高い)。
1種よりもシステムがシンプルなので安くなる筈ですが、このシステムの代理店にガデリウスが間でかんでいること、RFSでは採用実績が少ないなどの理由で高くなっているものと思われます。

・エアロバーコ(第3種換気システム)
スウェーデン製。フレクトとほぼ同じ評価であるが、取り扱い代理店が北海道(!)です。代理店の方とは何度かメール交換しいろいろ教えてもらって、大丈夫という返事も頂いたが、なんとなく心配になり断念。設置費用は(多分)フレクトよりも少し安くなるような感じ。

・松下全熱交換型(第1種換気システム 松下電器産業)
RFSはこの換気システムが標準だと思われます(ちなみにスウェーデンハウスも)。全熱交換タイプは熱交換時に熱だけではなく、湿気、臭い、空気の汚れまでも交換し、その結果、汚れた空気が吸気に混入する恐れがあるそうです(顕熱交換タイプであれば大丈夫)。僕は少しアレルギー体質のため、この点は気になりました。
また、換気システムでは計画換気という考えのもと、部屋全体をエネルギーロスが少ない一定量の換気を行うものになっていますが、このシステムでは浴室、トイレは計画換気に含まれず、個別の換気扇を設置しなければなりません(今はモデルチェンジされ、改善されているかもしれません)。つまり、個別の換気扇運転/停止時で計画換気が崩れ、本来排気口から流れ出て行くべきであるところの汚れた空気が居室内に流入する可能性があります。
気になる部分はその他にもあるのですが、あまりに長くなっても(それだけこのシステムを本気で導入するつもりになって調べたということです)、この製品をただ批判していると思われるのも嫌なのでこの辺で。より詳しく知りたい方は直メールでどうぞ。分かる範囲でお答えします。
なお、良いところもあります。まず、低価格!(30万円強)です。目に見えない部分なのでお金を掛けることに意味があるのか悩みました。また、国産装置で採用実績も断然多く、将来故障したときの対応は安心できそうです。
このシステムを採用して実際に快適な生活を楽しまれている方も、もちろんおられますので、その方を否定しているわけではありません。ただ、僕は検討した結果、採用しなかったという事実のみのご報告ということで・・・。

僕が採用予定の換気システムについての検討は、その4で。

*文中の価格はあくまでも当家の場合における参考価格です。換気システムの価格は家の大きさ、間取りなどで変わってきますのでご注意下さい。
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by nemujiro | 2004-12-07 19:51 | RFS建築日記 | Comments(1)
Commented by ytakahashi2000 at 2004-12-07 20:45 x
こんばんは!我が家は先日今回の解説にあった松下製でした。あまり気にしていなかった部分ではありましたが今回の解説を読みながら図面を出して理解させて頂きました。やはり今も浴室、トイレは計画換気に含まれていませんでした。友人宅はSWHでありますがあのレベルであれば自分的にはOKかな!それにしてもnemujiroさんは色々な事を詳しく調べられているのでこれからのブログも楽しみにしています。


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